2004年02月25日(水) 00時00分
禁止期間は政令で5年間に CDの逆輸入防止で文化庁 (東京新聞)
海外でライセンス生産された日本の音楽CDが、逆輸入により日本国内で格安に販売されるのを防ぐための著作権法改正案について文化庁は25日、輸入禁止期間を「7年を超えない範囲内で政令で定める」と明記することを決めた。同庁は規制に反対する消費者団体などに配慮し、政令では禁止期間を「5年」とする方針。改正案を今国会に提出、2005年1月からの施行を目指す。
改正案によると、日本国内で販売された音楽CD、テープと同一のCD、テープを販売目的で輸入するなどの行為は、権利者の利益が不当に害される場合に限り、著作権または著作隣接権の侵害とみなすと規定。国内で最初の発売日から起算し政令で定める輸入禁止期間を過ぎたCD、テープは適用除外とした。
日本の音楽業界から強い要望があった逆輸入禁止措置。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20040225/fls_____detail__009.shtml