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2004年02月24日(火) 13時18分

武井前会長、盗聴認め謝罪 武富士事件で初公判共同通信

 武富士盗聴事件の初公判後、記者会見するジャーナリストの山岡俊介さん=24日午前、東京・霞が関の東京弁護士会    武富士の盗聴事件で、電気通信事業法違反の罪に問われた前会長武井保雄被告(74)=拘置中=の初公判が24日、東京地裁(青柳勤裁判長)であり、武井被告は「一連の盗聴はわたしの指示で行われた」と起訴事実を全面的に認めた。
 さらに「責任を痛感している。被害者、世間の皆さまに迷惑と心配をかけ、心よりおわび申し上げます」と謝罪。同法違反の罪で起訴された法人としての武富士も事実を認めた。
 検察側は、盗聴のほう助容疑で先に逮捕された元専務(62)=不起訴=の妻が「夫の逮捕後、武井被告の家族から現金100万円などを受け取った。直後に武井被告から『彼は男と男の約束を守ってくれるよね』と電話があった」と証言した調書を朗読した。
 武井被告は逮捕後、現金提供は認めたものの「口止め料ではない」と供述したという。
 検察側冒頭陳述によると、武井被告は10万円以上の会社の支出をほとんど自分で決裁する「ワンマン体制」を確立。1992年に役員が社内情報を漏えいしていると疑い、初めて盗聴を指示した。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040224-00000103-kyodo-soci