2004年02月24日(火) 01時53分
<鳥インフルエンザ>米テキサス州で感染した鳥発見 (毎日新聞)
米農務省当局者は23日、テキサス州で高病原性鳥インフルエンザウイルスの鳥への感染例が見つかったことを明らかにした。
米国で病原性の強い鳥インフルエンザが見つかったのは1980年代中ごろ以来。同当局者は、見つかったウイルスがアジアで広がった鳥インフルエンザと同様の「H5N1」型ウイルスかどうかは確認を避けた。
農務省当局者は、高病原性鳥インフルエンザが見つかった養鶏場は同州サンアントニオから約80キロ東にあり、発見後に約6600羽が処分された、と述べた。
当局者によると、農務省はテキサス州に対して関連地域の鳥肉輸出をすべて停止するよう要請するとともに「当該地域で極めて厳しい検疫が実施される」と強調した。
日本の動物衛生研究所によると、米国では83年にペンシルベニア州の農場でH5N2型の高病原性鳥インフルエンザが発生、鶏など1700万羽が死んでいるという。(ワシントン共同)(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040224-00000138-mai-int