2004年02月24日(火) 20時01分
交通違反捜査怠り時効に 京都府警が4人を処分(共同通信)
京都府警舞鶴西署と舞鶴東署に勤務していた交通課員2人が、交通違反の捜査を怠るなどして時効になっていたことが分かり、府警監察官室は24日、当時の上司を含む4人を減給などの処分にした。
処分は、舞鶴西署交通課の巡査部長(43)=現峰山署巡査部長=が減給10分の1(2カ月)、舞鶴東署交通課の警部補(59)=現宮津署警部=が戒告。それぞれの当時の上司2人が本部長注意など。
監察官室によると、巡査部長は1995年、スピード違反を逃れようとした男が知人の名前で違反切符に署名した有印私文書偽造事件の捜査を前任者から引き継いだが、捜査を怠り時効を成立させた。関係書類は署内の個人ロッカーに隠し、その後裁断処分していた。
警部補は93年から95年にかけて、交通違反など計9件の処理を忘れ、いずれも時効になったという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040224-00000204-kyodo-soci