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焼鶏丼は先月6日、牛丼の代替メニューとして一部店舗でデビューし、順次拡大していく予定だったが、その6日後に山口県で鳥インフルエンザが発生し、拡大はストップ。都内にある約200店舗の吉野家のうち、焼鶏丼を扱うのは14店舗のみと、この段階で“幻のメニュー”となってしまっていた。
焼鶏丼に使われる鶏肉は75%が中国、25%がタイから輸入されていたが、両国の鶏肉は鳥インフルエンザの影響で輸入が中止されている。
現在、政府はタイ産鶏肉で加熱処理した加工品に限り、今月中をめどに輸入再開を認める方向で交渉を進めているが、吉野家は「実際に製品が入るまで時間がかかる」として、在庫が切れる3月中旬からの販売中止を決定。結局、焼鶏丼も牛丼と同じ末路をたどることになった。
牛に鳥にと枯渇が続き、モー、チョウピンチに陥った吉野家だが、早急に新たな代替メニューを開発し、投入する予定という。
ZAKZAK 2004/02/24