悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
日本テレビは23日、バラエティー番組「踊る! さんま御殿!!」で業界が定める基準を超えて画面を明滅させる場面があったと発表した。問題の場面は01年4月から放送しており、今月10日の放送分から差し替えた。日テレは「過度な演出であり、行き過ぎを見落としていた。再発防止に努める」とし、他番組に同様の場面がないか点検中という。
問題になったのは番組終盤に情報提供謝礼を知らせる場面で、5万円の「5」の文字が明滅しながら立ち上がる。局外から指摘を受けて調べたところ、約30%の輝度差の明滅が、1秒以内に5回あった。NHKや民放が定めたガイドラインには「輝度変化が20%を超える場面転換は、原則として1秒間に3回を超えない」とあり、その基準を超えていたという。
ガイドラインは97年末、光点滅を演出に使ったアニメ番組で子どもが倒れた事件を受けて作られた。これまで同局には一般視聴者からの問い合わせはなかったという。(02/23 17:57)