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【ジュネーブ=長谷川由紀】世界知的所有権機構(WIPO)は23日、特許協力条約(加盟国123か国)に基づく2003年の国際出願件数を発表した。
それによると、昨年の出願件数は11万114件。日本は、全体の15・2%にあたる1万6774件で、13年ぶりにドイツを抜いて2位になった。1位は米国の3万9250件(35・7%)、3位のドイツは1万3979件(12・7%)だった。
出願件数の多かった企業のトップ10では、日本の松下グループが3位、ソニーが5位にそれぞれ入った。
WIPOによると、特許の国際出願件数は、米国や日本、欧州各国など先進国が依然として大半を占めているが、開発途上国の出願件数も前年比11%増加しているという。
特許協力条約に基づく国際出願は、1つの出願願書で、権利を取得したい加盟国すべてに出願したと同じ効果を持つ制度。