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2004年02月23日(月) 19時07分

ヤミ金融やおれおれ詐欺、銀行の対策進む日経新聞

 預金口座の不正利用を防ぐために強制解約や利用停止にした口座数が昨年10—12月に9158件に達したことが全国銀行協会のまとめでわかった。違法な高金利で貸し付ける「ヤミ金融業者」の集金口座などとして使われた預金口座の排除に銀行が乗り出し、件数は7—9月の2.5倍になった。

 全銀協は全国の183行を対象にアンケート調査を実施した。ヤミ金融業者のほか、いわゆる「オレオレ詐欺」の集金用に利用された口座を強制解約する銀行が増えた。この結果、10—12月は強制解約だけで5466件と7—9月に比べ3倍になった。偽造したキャッシュカードによる預金の不正引き出しも増えている。2000年度から2002年度は3年間で20件にとどまっていたが、昨年10—12月は3カ月間だけで47件に達した。一方、盗んだ預金通帳による不正な預金の引き出しは減少傾向にある。預金者が通帳と印鑑を別々に管理していても、盗んだ通帳に押してある銀行届け出印の印影から印鑑を精巧に偽造する事例が目立った。これを問題視した各行が通帳に印影を載せないようにしたことの効果が出始めたようだ。(19:07)

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040223AT1F2300Z23022004.html