2004年02月23日(月) 07時01分
損保各社、個人情報漏えいを補償する保険開発(日経新聞)
大手損害保険会社が企業の個人情報漏えいに伴う損害を補償する保険を相次ぎ開発している。ニッセイ同和損害保険などが賠償責任保険の一種として販売し始めたほか、損害保険ジャパンは3月から企業向け専用保険として販売する。来年4月の個人情報保護法の施行を控え、企業の個人情報管理への関心は高まっており、各社とも保険需要は大きいとみている。
損保ジャパンの新商品は個人情報を取り扱うすべての企業を対象とし、損害に応じて最大1億円の保険金を支払う。情報漏えいによって、裁判や和解で被害者への損害賠償が決まった場合、その賠償金を補償する。訴訟などがない場合でも、被害者への見舞金費用、弁護士などに対するコンサルティング費用などを補償する。(07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040223AT1F2200922022004.html