2004年02月23日(月) 11時50分
元会長ら4人に実刑判決 八葉物流の巨額詐欺事件(共同通信)
「全国八葉物流」(沖縄県、破産)の巨額詐欺事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)罪に問われた元会長佐々木次代被告(56)に対し、東京地裁は23日、懲役5年(求刑懲役8年)の判決を言い渡した。
元社長秋守敏博被告(57)を懲役4年6月(求刑懲役8年)、元関連会社社長佐藤靖雄被告(60)を懲役3年6月(求刑懲役5年)、同田中一嘉被告(37)を懲役3年(求刑懲役4年)としたほか、元幹部3人を執行猶予付きの有罪とした。
岡田雄一裁判長は判決理由で「早晩破たんするのは必至だったのに、高配当を約束し、良い投資先を求める人の心情につけ込んだ悪質な犯行で、責任は重い」と指摘。
佐々木被告は「だますつもりはなかった」と無罪を主張したが「犯意を認めた捜査段階の調書は信用できる」と退けた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040223-00000069-kyodo-soci