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健康食品販売会社「全国八葉物流」(02年に破産)による巨額詐欺事件で、組織犯罪処罰法違反の罪に問われた同社元幹部ら7人の判決が23日、東京地裁であった。岡田雄一裁判長は「全国規模の組織的詐欺で、犯情は悪質だ」と述べ、同社元会長・佐々木次代被告(56)に懲役5年、同社元社長・秋守敏博被告(57)に懲役4年6カ月(求刑はともに懲役8年)の実刑を言い渡した。
ほかに2人に実刑、3人に執行猶予つきの有罪判決を言い渡した。
判決によると、秋守元社長らは、「健康食品販売を代行して得られる利益を配当する」とうその宣伝をして投資を募り、01年12月、88人から計2億円余を集めた。
実質的な経営者で、首謀者とされる田所収被告(70)は分離されて公判が続いている。
(02/23 12:01)