2004年02月21日(土) 10時18分
定額料金制の導入を検討 ドコモ、第3世代携帯で(共同通信)
NTTドコモが第3世代携帯電話「FOMA」で、データ通信が使い放題となる、料金の「定額制」を導入する方向で検討していることが21日、明らかになった。
ライバルのKDDIの携帯「au」が昨年11月から、第3世代の高速データ通信サービス「CDMA 1X WIN」で業界初の定額制をスタートさせており、ドコモは定額料金をWINの月額4200円に対抗できる水準に設定する方向。導入時期は早ければ今夏になるとみられる。
定額制は、携帯から電子メール送受信やインターネット接続などをする際のパケット通信を、利用時間に関係なく、一定の料金を支払えば使うことができる。基本料金や通話料金は別に必要だが、動画や音楽の視聴、ゲームのダウンロードなどが使い放題になり、携帯の利用者から人気を集めている。
ドコモは昨年、携帯電話の新規契約数から解約数を差し引いた純増数で、KDDIに年間ベースで初めてトップの座を奪われており、第3世代携帯の定額制導入などで顧客の拡大につなげたい考えだ。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040221-00000056-kyodo-bus_all