2004年02月21日(土) 11時47分
顧客情報32万人分流出か 消費者金融の三洋信販(共同通信)
消費者金融大手、三洋信販(福岡市)の顧客データ流出問題で、同社は21日、新たに322人分の顧客情報が流出していたことを明らかにした。関係者によると、同社の顧客約32万3800人分の個人情報が社外に出回っているとされ、確認されたのはこの一部という。
同社は32万人超の顧客情報が流出した可能性もあるとして、調査を進めている。
さらに同社が管理する顧客情報200万人分のデータが漏れたとの情報もあり、同社は福岡県警への告訴・告発も検討している。
三洋信販によると、今回流出が確認されたのは九州・沖縄の顧客情報の一部で、氏名、住所などの個人データが漏れた。貸付残高の情報流出はなかったという。
同社には今年1月以降、計4人から顧客情報を入手したと連絡があり、これまでに計447人分の個人情報の流出が分かった。データは昨年7月と10月の2度にわたり2つのサーバーシステムから流出したとみられ、同社で内部関係者約100人を調査したが、情報を流した人物は特定できなかった。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040221-00000073-kyodo-soci