2004年02月21日(土) 11時21分
ドコモも定額制データ通信サービス、今夏にも導入(読売新聞)
NTTドコモは21日、高性能の第3世代携帯電話の「FOMA」で、定額料金を払えば電子メールの送受信やインターネット接続などのデータ通信が使い放題になる定額制サービスを、今夏にも開始する方針を明らかにした。来週にも発表する。
第3世代の定額制で先行するKDDIのauに対抗するためで、auは一部機種に利用が限られているのに対し、ドコモはFOMAすべてに導入する考えで、通信料金の低下が一気に加速しそうだ。
具体的には、FOMAでインターネット接続サービスの「iモード」などを利用する場合のパケット通信量を定額にする。料金水準は、au(月額4200円。基本料、通話料金は別)に対抗できる水準にする方針だ。
ドコモの立川敬二社長は当初、「携帯電話の通信に利用する周波数帯が絶対的に足りない中で、特定の利用者だけが得をするようなサービスは問題」として、定額制に強く反対していたが、今後主流となる第3世代で契約者を大きく伸ばすauに対抗するために方針転換することにした。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040221-00000505-yom-bus_all