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新たにチャボへの鳥インフルエンザの感染が確認された大分県と、県内の一部が鶏と鶏卵の移動制限区域となった熊本県選出の自民党国会議員が１９日、党本部で会合を開き、（１）早急な原因究明（２）関係農家への万全な救済策（３）風評被害対策を求める決議を行い、亀井農水相と自民党の額賀福志郎政調会長にそれぞれ申し入れた。議員団として２１日午後にも現地調査を行い、対策の徹底を求めていく方針だ。
会合では、農水省の中川坦消費・安全局長が３０キロ圏内の養鶏農家などへの検査体制について説明。出席した議員からは「検査はいつまでかかるのか。これでは（国民は）疑心暗鬼になる」「（他地域へ感染が広がっていないかどうかの検査は）サンプルチェックで大丈夫なのか」などの声が上がった。
衛藤征士郎衆院議員（大分２区）は記者団に、「原因究明、検査を早く完了して、国民に報告することが大事だ。スーパーなどで『当該地域の商品は扱っていません』などの表示が出るのが一番困る」と強調。熊本県が地盤の松岡利勝衆院議員（比例九州ブロック）も「科学的な裏付けをもって、国民の皆さんに安心してもらえる対応をしていきたい」と語った。(02/20 02:27)