2004年02月20日(金) 03時10分
手のひらかざし本人確認…東京三菱、新型ATM導入へ(読売新聞)
東京三菱銀行は19日、キャッシュカードを利用する際の安全性を高めるため、預金者の手のひらの静脈を赤外線で読みとって本人確認をする「生体認証」機能がついた現金自動預け払い機(ATM)を、今年秋から全国の店舗に順次設置していく方針を明らかにした。
預金者はIC(集積回路)チップが入ったキャッシュカードをATMに挿入して暗証番号を入力し、手のひらをATMの画面の横にある読み取り機にかざして本人と確認されれば、預金の引き出しなどができる仕組みだ。
静脈パターンは、指紋と同じように、個人個人で必ず異なるため、従来の磁気方式のカードでは十分に防ぐことができないカードの不正利用などを防止する機能を高める狙いがある。ATMに生体認証の機能を組み込むのは、国内の銀行では初めてだ。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040220-00000001-yom-bus_all