2004年02月20日(金) 07時00分
ICタグ個人情報、漏えい防止へ指針・総務省(日経新聞)
総務省はICタグ(荷札)の普及を目指す総合的な支援策をまとめた。従来の研究開発支援に加え、ICタグから個人情報が漏れることを防ぐ指針を作成、さらに導入企業への税制優遇なども検討する。ICタグの関連市場は2010年に31兆円に達する可能性があり、企業の実用化を後押しする。
支援策は同省の研究会が23日に公表する報告書案で打ち出す。微細なICチップに商品情報などを記録し無線で読み取るICタグは、物流管理や生鮮品の産地証明など幅広い用途への応用が期待されている。同省は普及に向けた総合的な施策が必要と判断した。(07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040220AT1F1900T19022004.html