2004年02月20日(金) 19時02分
「節電器」アイディックが破産=顧客110人申し立て−東京地裁(時事通信)
「3割以上電気代が安くなる」との触れ込みで、実際にはほとんど効果がない節電器を販売していたとされる「アイディック」(東京都千代田区)に対し、東京地裁は20日、破産を宣告した。
同社は昨年1月、全国の営業所を閉鎖して任意整理を始めたため、購入者110人が被害救済を目的に債権者破産を申し立てていた。
負債総額はアイディック側が明らかにしないため不明だが、対策弁護団は、購入者に対する債務約5億5000万円など判明分だけで約15億円になるとしている。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040220-00000163-jij-soci