2004年02月20日(金) 10時14分
「和牛」表示で一斉調査 農水省、DNA鑑定も(共同通信)
農水省は20日、全国のスーパーなどで「黒毛和牛」や「和牛」として販売されている牛肉に偽装表示がないかどうか確かめるための特別調査を始めた。
牛海綿状脳症(BSE)の発生による米国産牛の輸入禁止で国産牛肉への需要が高まっており、不正な表示の横行を未然に防ぐのが狙い。牛肉では初めてDNA鑑定も実施する。
調査は3月末までで、全国約3000の小売店が対象。仕入れ伝票や聞き取りで原産地をチェックするほか、交雑種や乳牛を「和牛」と不正に表示しているケースがないか調べる。このほか「黒毛和牛」を約300点買い上げ、DNA鑑定で品種や銘柄を確認する。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040220-00000020-kyodo-bus_all