2004年02月19日(木) 10時52分

架空請求メールにご注意　ハイテク犯罪相談が倍増（共同通信）

　昨年１年間に全国の警察が受理したハイテク犯罪に関する相談は４万１７５４件で、前年の約２・２倍に急増したことが１９日、警察庁のまとめで分かった。使った覚えのない有料サイトの利用料を請求する「架空請求メール」が目立ち、全体の約４３％を占めた。
　架空請求メールの相談を集計したのは初めて。警察庁は、今後も増加する可能性が強いとみて注意を呼び掛けている。
　警察庁によると、相談の内訳は、詐欺・悪徳商法が２万７３８件で最も多く、前年の約６・５倍。うち架空請求メールは１万７８３８件だった。
　また昨年１年間に摘発されたハイテク犯罪は、前年比約１５％増の１８４９件。アダルトコンテンツ利用料の架空請求メール約２３５万通を送信し、約３００人から現金約１０００万円をだまし取った事件（茨城県警）など、詐欺が５２１件で最多だった。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040219-00000070-kyodo-soci