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農務省は、昨年十二月にワシントン州の農場で見つかった米国初のBSE感染牛を「ダウナー牛だった」と説明。今後のBSE対策もダウナー牛など感染リスクの高い牛に絞り、日本が求める全頭検査と同等の対策には難色を示している。書簡は「新情報が真実なら、農務省の対策は大幅な拡充が必要になる」と指摘している。
感染牛がダウナー牛ではなかったとの新情報は、民間非営利団体(NPO)から同委に寄せられた農場関係者の証言に基づく告発状で明らかにされた。書簡は、「農務省には一月六日に情報が届いたのに公表されていない」と、情報が隠されたことに強い不快感を示している。
その上で、「新情報は農務省の信用に疑問を生じさせ、食の安全に対する信頼性を損なう恐れがある」と強調。四日に発表された国際専門家委員会の勧告に従い、BSE検査の対象を拡大するよう求めている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20040218/eve_____kok_____000.shtml