2004年02月18日(水) 13時25分
石川県が乳牛を全頭検査 風味異常相次ぎ(共同通信)
石川県は18日、同県産の牛乳で風味異常が相次いだため、2004年度から県内約6000頭の乳牛の全頭検査を行うことを決めた。県は「消費者離れが起きないように、信頼できる牛乳を生産できる体制をつくりたい」と話している。
県によると、3年間で県内90の酪農場を対象に実施する予定で、04年度は約470万円を計上、18戸を調べる。
県家畜保健衛生所の獣医師が、牛の血液と生乳を採取して健康状態や食中毒などの原因となる菌の有無を調べるほか、酪農場の衛生状態も調査。生産者団体が実施する酪農家への講習会にも助成する。
石川県内では2001年に続き、昨年11月以降、給食牛乳の風味異常や体調不良を訴える問題が相次いでいた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040218-00000127-kyodo-soci