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勝ち馬投票券(馬券)の自動販売機の故障で「万馬券」を逃したとして、大阪府内の男性が日本中央競馬会(JRA)に約25万円の損害賠償を求めた訴訟があり、大阪高裁で和解したことが18日、わかった。
JRAが、販売機の保守点検を徹底するなど、馬券購入に支障が生じないよう努力することを約束。金銭の支払いは盛り込まれなかった。
男性は一昨年8月、大阪市内の場外馬券売り場で、投票カードと代金1万5000円を自販機に入れたが、紙幣が詰まり、発券されないまま発売が締め切られた。レースは男性の予想通りで、馬券が購入できていれば、17万1500円の高配当だった。1審判決は「自販機の故障時点では、購入契約は成立していない」として請求を棄却し、男性が控訴していた。
JRA広報部の話「裁判所の勧告もあり、和解に応じた。今後、こういう事案が発生しないよう、努力をしていきたい」