2004年02月17日(火) 21時35分
流出は447人に拡大 三洋信販の顧客情報(共同通信)
消費者金融大手の三洋信販(福岡市)は17日、顧客情報が社外に流出していた問題で、流出したのは今年1月に公表した173人分から、447人分に拡大した、と発表した。このうち208人分には、同社の貸付残高の情報も含まれていた。
同社は、流出源について情報系とキャッシング系のサーバーシステムの可能性が高いと説明。技術的に「相当数のデータ取得が可能」としており、被害がさらに拡大する恐れもある。このため、同社は調査を継続する。
情報を流出させた人物は内部関係者の可能性が高いとして、該当する約100人を調査したが特定できなかった。またデータ内容については当初、住所、氏名、電話番号、生年月日などの個人情報だけとしていたが、一部は貸付残高情報も流出していたことも判明した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040217-00000222-kyodo-soci