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昨年末、佐賀銀行(佐賀市)の信用不安をあおるデマメールが広がり取り付け騒ぎが起きた事件で、佐賀県警は17日、うその電子メールを最初に送信したとして、県内の20代女性を信用毀損容疑で佐賀地検に書類送検した。女性は送信を認めたが「悪意はない」と話しているという。県警は「犯意や因果関係の認定が困難」としている。
調べでは、女性は知人からの電話で同行が倒産すると聞いて昨年12月25日未明、「26日に佐賀銀行がつぶれるそうです」などと書いたメールを携帯電話から友人ら26人に送信した疑い。
この事件で同行は同25日、被告人不詳のまま信用毀損罪で佐賀署に告訴状を提出。県警は、メール受信者の事情聴取やメール履歴の確認などで、メールの発信元を特定した。女性の携帯電話の送信履歴には、そのメールが残っていたという。
(02/17 19:18)