2004年02月17日(火) 17時35分
銀行倒産デマで書類送検 20代女、26人にメール(共同通信)
佐賀県を地盤とする地方銀行、佐賀銀行(佐賀市)について昨年12月末「佐賀銀行がつぶれるそうです」とのうそのメールが出回った騒ぎで、佐賀署は17日、知人ら26人にメールを送ったとして、信用棄損容疑で同県在住の20代の女を書類送検した。容疑を認め「悪意はなかった」と話しているという。
調べでは、女は昨年12月25日午前2時ごろ、友人から「佐賀銀行が倒産するかもしれない」との話を電話で聞き、知人ら26人に「緊急ニュースです!佐賀銀行がつぶれるそうです!」などの内容の携帯メールを送った疑い。
デマは携帯電話のメールなどで伝わり、25日午後には佐賀市を中心とした同行の本支店で解約や払い戻しを求める預金者が列をつくった。同行は同日夕、容疑者不詳のまま信用棄損容疑で同県警に告訴した。
同行によると、騒ぎの影響で引き出されたり解約されたりした預金は約500億円に上るという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040217-00000138-kyodo-soci