2004年02月16日(月) 20時03分
虚偽のローン契約結ばせる=刀根容疑者、規制強化で偽装−内職詐欺・宮城(時事通信)
チラシ配りの内職話を持ち掛け、主婦らから契約金を詐取したとされる内職商法事件で、逮捕された通信販売会社「メイプルウッドカンパニー」経営刀根健治容疑者(45)らが、主婦らにクレジット会社との間で「浄水器購入」など虚偽の名目でローン契約を結ばせ、金を入手していたことが16日、宮城県警生活環境課の調べで分かった。
内職で収入を得る前に高額の教材などを買わせる「内職商法」はトラブルが相次いで、規制が強化され、クレジット会社は融資しなくなった。このため、刀根容疑者らは内職商法と分からないように、物品購入を偽装。主婦らは将来の収入を当てにして、チラシ配布の代理店登録料約40万円を調達するため、同容疑者らから言われるままに虚偽のローン契約を結んでいた。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040216-00000148-jij-soci