悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
視聴率操作など不祥事続きの日テレに、また厄介な問題が浮上だ。
毎日新聞によると、問題の個所は毎週月曜日夜に放送されている同番組の冒頭。オープニングから本編に切り替わる瞬間、福沢諭吉のおなじみの顔が挿入されていた。
時間にして0.2秒。通常の放送ではまず見分けはつかないが、録画してコマ送りで見ると、まず画面が白くなり、その後、セピア色のあの福沢の顔が現れる。
日テレによると、「プロデューサーは『お金を印象づけるためで、サブリミナル効果を狙う意図はなかった』と話している」という。
サブリミナルが大問題になったのが平成7年、「オウム真理教事件」のさなか、TBSの「報道特集」に麻原彰晃被告(本名・松本智津夫)の顔写真などがサブリミナルで挿入された。
TBS側は「テーマを際立たせるため」と釈明したが、「否定的なものを肯定的に変える効果がある」とされるサブリミナルは3年後、民放連の放送基準で「公正とはいえず、放送に適さない」として禁止された。
日テレは「踊る!さんま御殿!!」の10日放送分でも、賞金「5万3千円」の「5」という数字を強い光とともに放送するシーンを削除している。
これも「サブリミナルではない」としているが、これだけ問題が続くと、“不祥事のサブリミナル”なんて言われても文句は言えない?
ZAKZAK 2004/02/16
http://www.zakzak.co.jp/society/top/t-2004_02/1t2004021601.html