2004年02月16日(月) 14時41分
チラシ配り内職商法 詐欺容疑で経営者ら7人逮捕(河北新報)
チラシ配り内職商法事件で、宮城県警生活環境課と仙台北署は16日までに、特定商取引法違反(不実の告知)と詐欺の疑いで通信販売業メイプルウッドカンパニー(仙台市青葉区)の実質経営者刀根健治容疑者(45)=宮城野区栄2丁目=ら同社社員7人を逮捕した。
調べでは、刀根容疑者らは昨年9月中旬—10月上旬、埼玉県の主婦(26)ら3人に「チラシを配るだけで約7万円の月収になる」とうそを言って代理店契約を結ばせ、1人約40万円の契約料を支払わせ、だまし取った疑い。
県警は刀根容疑者らが1996年ごろから社名を次々と変えて内職商法を展開し、全国約9000人から計約40億円をだまし取ったとみている。
内職商法の規制を強めた改正特商法を適用した事件は県警が2002年から03年にかけて東京都の経営コンサルタント会社「起業家情報センター」グループを摘発して以来、全国で2例目とみられる。
ほかに逮捕されたのは、メイプルウッドカンパニーの仙台事務所責任者小西久生(34)=多賀城市八幡2丁目=、管理部長小山内誠(26)=東京都大田区昭和島1丁目=、管理係杉田好一(27)=泉区長命ケ丘3丁目=、営業部長小野寺辰也(37)=宮城野区栄4丁目=、営業担当樋口忍(31)=名取市上余田=、同小西岳(32)=太白区西の平2丁目=の6容疑者。
(河北新報)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040216-00000006-khk-toh