2004年02月16日(月) 11時46分
内職商法経営者ら7人逮捕 被害総額は40億(共同通信)
収入が得られないチラシ配りの内職を勧誘、契約金をだまし取ったとされる内職商法事件で、宮城県警生活環境課と仙台北署は16日までに、特定商取引法違反(不実の告知)と詐欺の疑いで通信販売業「メイプルウッドカンパニー」(仙台市青葉区)の実質的経営者刀根健治容疑者(45)と同社社員6人の計7人を逮捕した。
同課などによると同社といずれも刀根容疑者が実質的に経営していた「ケーズケア」(東京都新宿区)など関連会社6社は、「チラシを配るだけで月5万−10万円の収入がある」などと主婦らを勧誘。一人当たり30万−50万円をだまし取っていたとされ、被害者は全国で約9000人、被害総額は約40億円に上るとみられ、裏付け捜査を急いでいる。
調べでは刀根容疑者らは昨年9月から10月にかけ、埼玉県の主婦(26)や東京都の主婦(51)、愛知県の主婦(37)の計3人から契約金計約115万円をだまし取った疑い。(共同通信)
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