2004年02月16日(月) 11時05分
チラシ配り内職で被害40億円?通販社長ら7人を逮捕(読売新聞)
チラシ配りの内職をあっせんされた主婦らが代理店加盟料名目などで金をだまし取られた事件で、宮城県警生活環境課と仙台北署は16日までに、仙台市青葉区の雑貨販売会社「メイプルウッドカンパニー」の実質的経営者、刀根健治容疑者(45)(仙台市宮城野区)と同社幹部ら計7人を詐欺と特定商取引法違反(不実告知)の容疑で逮捕した。
調べによると、刀根容疑者らは2003年9月から10月にかけ、埼玉県内の主婦(26)ら3人に対し、「宝石や健康食品のチラシを配るだけで収入が得られる」などとうそを言い、代理店加盟料やチラシ購入代金の名目で振り込ませたり、ローンを組ませたりした計約115万円をだまし取った疑い。
同社では「チラシには数字や英字のコード番号が付けられているので、誰のチラシで注文があったか分かる。注文実績に応じてバックマージンや1枚3円の手数料などで確実に月約7万円の収入になる」と勧誘していたが、実際には金はほとんど支払っていなかった。
同課などでは、被害者は東京、大阪、愛知など全国で約9000人、総額40億円にのぼるとみて、実態解明を進めている。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040216-00000202-yom-soci