2004年02月16日(月) 08時59分
内職商法経営者ら7人逮捕 宮城県警、被害総額40億(共同通信)
収入が得られないチラシ配りの内職を勧誘、契約金をだまし取ったとされる内職商法事件で、宮城県警生活環境課と仙台北署は16日までに、特定商取引法違反(不実の告知)と詐欺の疑いで逮捕状を取った通信販売業「ケーズケア」(東京都新宿区)の実質的経営者刀根健治容疑者(45)を逮捕。関連会社6社の役員ら6人も同日、詐欺容疑などで逮捕した。
同社などは「チラシを配るだけで月5万−10万円の収入がある」などと勧誘、1人当たり30万−50万円をだまし取ったとされ、被害者は全国の主婦ら約9000人、被害総額は約40億円に上るとみられる。
調べでは刀根容疑者らは昨年秋ごろ、東京都や愛媛県の3人から契約金をだまし取った詐欺などの疑い。
生活環境課などによると、刀根容疑者は1998年ごろ、仙台市で内職商法を開始した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040216-00000037-kyodo-soci