2004年02月12日(木) 21時57分
著作権法違反で少年起訴 Winny使いソフト公開(共同通信)
ファイル共有ソフト「Winny」を使い、人気ゲームソフトをインターネット上で違法公開したとして、京都府警に逮捕、家裁に送致された松山市の無職の少年(19)が検察官送致(逆送致)され、京都地検が著作権法違反の罪で起訴したことが12日、分かった。
社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(東京)によると、同法違反の罪で少年が起訴されるのは珍しい。京都地検は「少年だが被害件数も多い。19歳という年齢も考慮し、起訴が妥当と判断した」と話している。初公判は19日に京都地裁で開かれる。
起訴状などによると、少年はWinnyを使い昨年9月11日から翌日にかけて、ゲームボーイアドバンス用の人気ソフト「スーパーマリオアドバンス」など計26本のデータをネット上に公開。不特定多数が自由にダウンロードできる状態にして、各ソフトの著作権を侵害した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040212-00000206-kyodo-bus_all