2004年02月12日(木) 18時54分
83%が迷惑メール経験 シマンテック調査(共同通信)
受信者の承諾なしに不特定多数に大量送信される「迷惑メール」をめぐりコンピューターウイルス対策ソフト大手シマンテックがまとめたアンケートで、回答したインターネット利用者約4000人の83・2%までが迷惑メールを受けた経験があり、7・0%は受信数が1日20通以上に達することが12日、分かった。
迷惑メール経験者のうち約1200人にメールの内容(複数回答)を尋ねたところ「出会い系サイトの宣伝」が59・1%と最多。次いで「意味不明な外国語メール」(50・6%)、「わいせつなサイトの宣伝」(45・8%)の順だった。
迷惑メールの嫌な点については71・6%が「読んだり、捨てたりするのに無駄な時間がかかる」と、56・1%が「同じようなメールが繰り返し、送られる」と回答した。
同社は「わいせつ画像が迷惑メールで送られることもあり、未成年者らにも影響が大きい」と指摘。迷惑メールに返信すると「相手に正確なメールアドレスが伝わり被害が増える」とし、迷惑メールは何もせずに捨て、ネット上で簡単にアドレスを公開しないよう、注意を呼びかけている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040212-00000165-kyodo-bus_all