2004年02月12日(木) 12時47分
心臓に針…防衛医大の2医師を業過致死で書類送検(読売新聞)
埼玉県所沢市の防衛医大病院で2001年10月、心臓付近にたまった水を針で抜き取る治療を受けた同県川島町の男性(当時48歳)が急死する事故があり、県警捜査1課と所沢署は12日、当時の男性主治医(34)と男性指導医(38)を業務上過失致死容疑で、さいたま地検川越支部に書類送検した。
調べによると、主治医は同年10月23日午前10時半ごろから、男性の胸に針を刺し、心臓付近にたまった水を抜く治療をする際、誤って心臓に針を刺し、同日午後2時半ごろ、男性を死亡させた疑い。県警の依頼を受けた鑑定医は「心臓に針を刺したために出血し、死亡」とする鑑定書を出している。指導医について同課では、主治医はこの治療の経験が少ないのに、監督を怠った疑いが強いと判断した。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040212-00000503-yom-soci