悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
調査は、高齢者へのIT(情報技術)普及状況を把握する狙いで2002年10月に実施。同市寺田地区などの約4240世帯が対象で、46%の約1970世帯が回答した。
息子や娘らと同居している高齢者は、70%が自宅にパソコンがあるとし、パソコン、インターネットを「使える」との回答はそれぞれ52%、41%。
ところが、65歳以上の独り暮らし世帯では、パソコン所持が24%。パソコンとインターネットの利用については29%、23%にそれぞれ下がる。
さらに、65歳以上の高齢者夫婦では、パソコン所持は24%で独り暮らし世帯と同率だが、パソコンとインターネットの利用はそれぞれ16%、8%に大幅に低下し、同居世帯の高齢者と比べると35ポイントほどの差があった。
高齢者夫婦や独り暮らし高齢者の約4割が「パソコンに興味がある」と回答しており、「パソコンを使いたいけど使えない」実態が垣間見える。
調査を担当した地守素子・同会理事長代理は「暮らす状況で格差が生じているが、高齢者夫婦でも10%以上がパソコンを使えるとの回答に注目したい。高齢者はパソコンに興味があり、今後の取り組み次第で使いこなす高齢者が広がるはず」と話している。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gif/20040211/lcl_____gif_____004.shtml