2004年02月11日(水) 23時00分
レトルト牛丼、ネットオークションに出品相次ぐ(日経新聞)
牛丼が11日で休止となった牛丼最大手、吉野家ディー・アンド・シーのレトルト商品がネットオークションなどに相次ぎ出品されている。既に店舗では食べられないとあって、残り少ない“在庫”にありつこうと牛丼ファンからの入札が殺到、高値を付けている。
出品されているのは、同社のパック入り冷凍商品「牛丼の具」。全国の生活協同組合や一部のネット通信販売会社などに卸している商品だ。
ネットオークション最大手のヤフーのサイトでは、牛丼の店舗販売休止が間近に迫った今週初めごろから出品が増え始めた。サイト上には「超希少」「最終在庫」「早くしないと」——などの宣伝文句が並ぶ。
通販会社などは並盛り用15袋入りを4500円程度で販売しているが、サイト上では72袋入り3万円弱や24袋入り2万円などと、一袋800円を超える例も。ご飯なしで別途送料もかかることを考えると、店舗販売の牛丼(並盛り一杯280円)と比べかなり割高だ。(23:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20040212AT1G1100111022004.html