2004年02月11日(水) 12時59分
<JAおきなわ>架空請求、注意よびかけ(琉球新報)
JAおきなわは10日、債権回収会社などを装って現金をだまし取ろうとする架空請求事件が県内で多発しているとして営業店に注意を呼び掛ける文書を送付した。地域の公民館などにもポスター掲示を要請し、注意を喚起する。
組合員の自宅に直接はがきを郵送する手口で、「貸金業法の債権譲渡規則により、債権回収業務を強制的に実行する」などと書かれており、「一両日中に支払いがない場合は金融機関の全停止処分や、ブラックリスト登録をする」として、記載された携帯電話番号への連絡を求める内容。
架空請求は昨年12月に八重山支店で発覚したが、最近一週間で各地から十数件の事例が報告されたという。被害報告はまだないが、携帯電話に連絡した那覇市内の人に500万円の振り込みを指示する事例もあった。
JAおきなわは「農家だけを狙った詐欺ではないかもしれない。借入金が別の機関に譲渡されたのかと心配する人も多いようだ。電話すると、着信履歴から番号を悪用される恐れもあるので、一切無視してほしい」と呼び掛けている。(琉球新報)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040211-00000002-ryu-oki