悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
吉野家は11日から全国986店中、976店舗で牛丼の販売を順次休止する。9日午後9時すぎ、吉野家中野北口店(東京都中野区)では、約10メートル先に激安牛丼店「牛丼太郎」が、約100メートル先には「松屋」がある牛丼激戦区にもかかわらず、カウンター約30席はほぼ満席状態だ。
席が空くのを数分待って、ようやく席に着いた瞬間、20代男性店員が「ご注文はっ?」と秒速の攻め。普段はメニューを考える余裕が与えられるが、殺到する“食べ納め”目当ての客に、ちょっとの時間も惜しんでいるようだった。
すかさず「大盛、つゆだく」と注文したものの、「大盛」「並、タマゴ」と飛び交う注文の嵐から、出てきた「大盛」は「つゆだく」ではなくガッカリ…。
フリーター風の30代男性2人組は「やっぱり牛丼チェーンの中では吉野家が一番うまい」などと談笑しながら大盛を1人2杯も平らげた。
別の席には普段の吉野家では、“天然記念物”級に稀少なタンピンのギャルが牛丼を注文。ケータイカメラでパチリとやるなど、去りゆく牛丼を惜しむ姿が店内のあちこちで見受けられた。
ZAKZAK 2004/02/10