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岡山市の温泉旅館「苫田温泉 乃利武」の盲ろう者団体に対する宿泊拒否問題で、岡山県は9日、県内の旅館やホテルでつくる「県旅館ホテル生活衛生同業組合」と、理容業や公衆浴場など13組合でつくる「県生活衛生営業指導センター」に対し、正当な理由のない宿泊拒否を禁じた旅館業法などを順守するよう文書で指導した。両団体とも、同旅館の則武章二社長が理事長を務めている。
組合あての文書では、障害者や高齢者に配慮した安全面の整備などを求め、「いたずらに過剰反応し、宿泊拒否やサービスの低下が行われないよう」求めた。同センターに対しても、研修会などで法令の趣旨を徹底するよう通知した。
この問題ではすでに、岡山市が宿泊拒否と「一筆」の要求が旅館業法違反の可能性があるとして、同旅館を立ち入り指導。今月5日に同法の順守を求める文書を市内の旅館などに郵送した。
(02/10 06:24)