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脱税で摘発された宝石販売会社「アクセル」(名古屋市東区)などに郵便局職員が白紙領収書を提供したとされる事件で、アクセル側は最終的に1枚8000円で白紙領収書を買い取っていたことが7日、名古屋地検特捜部の調べなどでわかった。
公印の不正使用容疑で逮捕された川崎港郵便局職員松永勉容疑者(40)は、調べに対し「全部で500枚ぐらい横流しした」と供述している。報酬は1枚につき1000円だったことがわかっており、松永容疑者は計50万円前後を受け取っていたことになる。
調べによると、松永容疑者はアクセルグループの実質的経営者金井博己容疑者(37)の知人に1回10枚前後の白紙領収書を手渡し、金井容疑者は代金などとして1枚当たり8000円を知人の銀行口座に振り込んでいたとみられる。知人は、金井容疑者からの依頼で白紙領収書を提供してくれる相手を探し、松永容疑者に1枚1000円での買い取りを承諾させた。松永容疑者は、特捜部の調べに対し「領収書が脱税に使われることは、薄々気付いていた」とも話しているという。