2004年02月07日(土) 00時00分
盗難通帳引き出し訴訟 原告被告ともに控訴(朝日新聞・)
盗まれた通帳で、預金を勝手に引き出された新潟市の会社員(46)が、引き出しに応じたのは注意義務違反だとして第四銀行(新潟市)に損害賠償を求めた訴訟で、原告と銀行側の双方が6日までに、銀行側に320万円の支払いを命じた一審判決を不服として東京高裁に控訴した。
男性は02年5月、自宅から盗まれた預金通帳と偽造印鑑を使った男に、第四銀行長岡支店と長岡市役所前支店から、計780万円の預金を引き出された。一審判決は、2回目に引き出された320万円についてのみ銀行側の過失を認めて賠償を命じた。
控訴理由について、原告側代理人は「1回目の引き出しについても注意義務違反は明らかだ」と主張。一方、銀行側は「過失はないとの主張が認められなかったため、控訴した」としている。
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http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=5581
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