2004年02月07日(土) 21時01分
架空請求はがき、男性が50万円被害−−日出町 /大分(毎日新聞)
日出町の無職男性(35)が架空の債権回収請求のはがきを受け取り、現金50万円をだまし取られたとして日出署に6日、被害届を出した。同署は詐欺容疑で調べている。
調べでは、はがきは鹿児島市内の架空とみられる法律事務所を差出人として、2日届いた。「債権回収を依頼された」と、携帯電話番号を記載してあり、男性は心当たりがあったため、電話で照会したところ、男の声で「すぐに50万円支払え。払わないと差し押さえするかもしれない」と言われた。このため日出町内の銀行支店ATM(現金自動預払機)で現金50万円を東京都内の銀行口座に振り込んだ。男性が借金のある金融機関に6日問い合わせたところ、債権譲渡の事実がなく、被害届を出した。現金はすでに引き出されていた。【藤原弘】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040207-00000005-mai-l44