2004年02月07日(土) 15時49分
総額表示でも「100円ショップ」OK(日経新聞)
大創産業(広島県東広島市、矢野博丈社長)など100円ショップ各社は、価格を消費税込みで示す総額表示が義務付けられる4月以降も「100円ショップ」の看板を変更しないことを決めた。本体価格が100円の商品の場合、総額表示は105円になるが、財務省も看板をブランドの一つとみなして認める方針。
最大手の大創産業は当初、利幅を削って消費税分を吸収し総額で100円にすることを検討した。だが、将来税率が上がった場合に、100円を維持できなくなる可能性が大きいため断念。看板を「105円ショップ」にする選択肢もあったが、値上がり感を与え客足に響くと判断した。キャンドゥ、オースリー(埼玉県和光市、衣笠敦夫社長、店名「シルク」)など業界各社も大創産業に足並みをそろえる。(15:49)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20040207AT2F0602W07022004.html