2004年02月07日(土) 01時17分
銀行口座や携帯取得も可能 安全性に疑問の声再燃(共同通信)
虚偽申請された「住民基本台帳カード」は、住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)の本格稼働に伴い昨年8月から全国で交付が始まったばかり。導入時から情報漏えいや偽造など安全性への疑問が指摘されていた。
カードを取得すると、全国の市町村で住民票の写しを取れるようになるが、役所での手続きはあまり変わらず、実際には写真付き住基カードが「身分証代わり」として役立つ場面が多い。
たとえば消費者金融での融資。ある大手は「免許証、保険証、旅券しか受け付けない」とするが、別の大手は「写真付き住基カードなら大丈夫」と異なる。
複数の都銀や地銀でも住基カードの提示で口座開設が可能。クレジットカードの国内大手は「住所と生年月日があれば本人確認できる」という。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040207-00000010-kyodo-soci