2004年02月06日(金) 19時21分
霊視商法詐欺で32人が提訴、3290万円の損害賠償請求−−横浜地裁 /神奈川(毎日新聞)
鎌倉市の自称「霊能師」グループによる霊視商法詐欺事件の被害女性32人が5日、同グループ主宰者の宮崎俊一被告(56)=一審で組織犯罪処罰法違反の罪で懲役7年の有罪判決を受け控訴=を相手取り、計約3290万円の損害賠償を求める訴訟を横浜地裁に起こした。
提訴したのは、00年12月〜02年3月に、首都圏の駅周辺などで宮崎被告らに声をかけられ、金をだまし取られた横浜市内などの20〜40代の女性で、いずれも昨年9月と11月に1審判決の刑事裁判での被害者。
訴えによると、宮崎被告らに「霊を取らないと大変なことになる」「家族にも危害が及ぶ」などと声をかけられ、20万5000〜250万円(合計2740万円)をだまし取られた。原告側の弁護士によると、他に約80人の被害者から相談があり、今後の提訴も考えているという。【馬場理沙】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00000007-mai-l14