2004年02月05日(木) 21時03分
架空請求被害に対処、緊急説明会始まる−−県消費生活センター /熊本(毎日新聞)
身に覚えのない借金返済や有料情報料支払いを不特定多数に求める架空請求被害が多発している問題で、県消費生活センターの対処法緊急説明会が4日から始まった。この日は予想を上回る約70人の相談者が訪れた。
同センターへの架空請求の相談は昨年から急増し、今年は1月だけで全体の7割を超える約1300件に達した。既に相談電話はパンク状態で、直接センターを訪れる人も多いため、急きょ説明会の開催を決めた。
説明会では、センターの相談員が「一度でも支払うと、次々と業者から取り立てが来る」などと警鐘を鳴らした上で、(1)いきなり債権回収業者から取り立てが来ることは通常ないので、絶対に連絡しない(2)言われるままに支払ってしまった場合、すぐに銀行などに届け出て口座の凍結を依頼する——などの対処法が示された。【石川淳一】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00000006-mai-l43