2004年02月05日(木) 07時21分
迷惑メール接続業者を調査 ワーストランキング公表へ(共同通信)
携帯電話に届く迷惑メールが、どのプロバイダー(接続業者)と契約しているかを調査し、ワーストランキングを公表する試みを、ネット上で被害相談に乗る「WEB110」(吉川誠司代表)が、電話会社の協力を得て始めた。
迷惑メール対策は、プロバイダーによる規制が有効とされているが、プロバイダーごとに対策に差があるため、公表することで規制を進めてもらうことが狙い。
調査は、電話会社から借りた携帯電話30台に、24時間の間に届いた迷惑メール数をカウント。どのプロバイダーを通じて発信されたかを解析し、HP上でグラフにして公開する。
迷惑メールは(1)携帯電話からの送信(2)パソコンからプロバイダーを通じて送信する−−の2通りあるが、携帯電話からの発信は、電話会社が発信制限や利用停止措置を取ったため減少。最近は携帯電話からの発信を装い、パソコンから送る手口が多いという。
吉川代表は「悪質な迷惑メールに使われることで、プロバイダーも評判を落とすことを自覚してほしい」と話している。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00000016-kyodo-bus_all