2004年02月05日(木) 11時37分
<米BSE>すき家も全店で牛丼販売を休止(毎日新聞)
牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショー(本社・東京)は5日午前、483店全店で牛丼の販売を休止した。BSE発生の影響で米国産牛肉が輸入禁止となり在庫がなくなったためで、代替商品として「豚丼(とんどん)」の販売を開始した。大手牛丼チェーンで牛丼販売を全店で休止したのは、「なか卯」に続いて2番目。
同社は、1月29日から順次牛丼の販売を打ち切り、今月4日までに約8割の店舗でメニューを「豚丼」に変更していた。5日に切り替える予定だった東京、神奈川、埼玉の店舗でも、駆け込み需要で「深夜のうちに在庫が切れ、牛丼の販売を打ち切った店もあった」(同社)という。
最大手の吉野家ディー・アンド・シーも、今月中旬にも牛肉の在庫が底をつく見通しで、牛丼チェーン店から牛丼が消える“Xデー”が刻々と近づいてきた。【藤田裕伸】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00001025-mai-soci