2004年02月05日(木) 07時23分
成人見分けるたばこ自販機 5月から種子島で実験(共同通信)
日本たばこ協会など3団体は、購入者が成人かどうかをICカードで確認するたばこ自動販売機を、5月から鹿児島県・種子島の1市2町で実験的に稼働させる。未成年者の喫煙防止を目指したもので、2008年には全国一斉に導入したい考え。ICカードには電子マネー機能も付いており、愛煙家は小銭に代わってカードの常時携帯が必要となりそうだ。
同協会によると、種子島にある約150台全部を識別機能付きに交換。購入者は、事前に生年月日を確認できる身分証と写真でICカードの発行を申し込む。カードは非接触型で、自販機の読みとり部分にかざすと成人であることが確認され、購入できる仕組み。
千葉県八日市場市で02年4月から1年間、同様の実験をしたが、利用者から「確認のカードでたばこが買えないか」との声が多く寄せられ、種子島のカードには電子マネー機能が加えられた。現金をチャージすれば、カードでの購入も繰り返しできるという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00000018-kyodo-soci